冷えから起きる病気③
冷え性にはいろいろな合併症が出てきます。女性特有の婦人病もこの合併症に含まれます。
冷え性は東洋医学では瘀血(おけつ)と呼ばれます。瘀血とは、血液の流れが滞っている、ということ。冷え性は血液の流れが滞ることによってあらわれる症状であると考えられています。
この瘀血の状態にあると、あらわれるのは冷え性だけではありません。女性であれば生理不順や生理痛も同じ瘀血であると考えられます。子宮筋腫も血液の流れが滞ることによって起こる病気だと考えられています。
これらの病気、症状だけでも十分怖いのですが、瘀血によって生理不順や子宮筋腫に陥る女性にとってさらに怖いのが不妊になってしまう、ということです。生理不順や子宮筋腫は不妊の原因になるとされています。不妊だけでなく、せっかく授かった子供でも冷え性の人は流産しやすいというのも、冷えの恐ろしさを示すものではないでしょうか。
そういった妊娠・出産の時期を越えたあとにあるのが更年期ですが、更年期に出てくるのがよく言われる更年期障害です。更年期障害は人によって様々な症状があらわれるものなのですが、多くの人が訴える症状の中に冷え性があります。しかしこれはホルモンバランスが崩れやすい更年期では仕方ないこと、と割り切った方が良いかもしれません。
更年期以降、成人病が女性にとって大敵となってきます。成人病の中の高血圧や心筋梗塞は一見冷えとは無関係のように思えますが、東洋医学ではこれらも冷え性と同じ「瘀血」によって起きるものだとされます。つまり冷え性を訴えるということは、高血圧や心筋梗塞もわずらう可能性がある、ということなのです。
※こちらの情報は2008年5月現在の情報となっております。
