東洋医学における冷え性①
東洋医学における冷え性は「瘀血」。おけつ、と呼ばれています。これは血行不良の状態を示す言葉です。
西洋医学と東洋医学は同じ「医学」でも、様々な面でとらえ方が異なります。冷え性もその一つで、西洋医学と東洋医学ではとらえ方が異なっています。しかしとらえ方は異なっていても、同じ症状を診ているわけですから、原因とされる部分、症状の根本とされている部分は同じです。違ったとらえ方から同じ症状について見ることで、かえって冷え性についてよく知ることが出来る、といえるかもしれませんね。
西洋医学では冷え性を指す具体的な名称はなく、自律神経失調症の一つの症状としてとらえられています。一方東洋医学では冷え性は昔かられっきとした病気としてとらえられています。東洋医学における冷え性は瘀血。おけつ、と呼ばれます。
冷え性は瘀血としましたが、聞き覚えもなく、これだけでは何のことだかわかりませんよね。「瘀血」とは、血液の流れが滞っている状態を指します。つまり、体の血液循環が悪くなっている、ということ。「冷え性」とはまさしく血液循環が悪くなっている、血液の流れが滞っているために手足に熱が伝わりにくくなり、起こる症状です。そういったことから、東洋医学では冷え性の症状が出ると「瘀血」であるととらえられているのです。
※こちらの情報は2008年5月現在の情報となっております。
