東洋医学における冷え性②

東洋医学では冷え性は瘀血(おけつ)といわれます。また、その瘀血は「血の道」とも言われています。


冷え性は東洋医学においては「瘀血(おけつ)」と呼ばれています。瘀血とは、血液の流れが悪くなることを指します。冷え性は血液の流れが悪くなることから起こる症状なので、東洋医学における冷え性は「瘀血」だというわけです。


さらに、東洋医学には瘀血の他に「血の道」という言葉が存在します。この血の道も、基本的な考え方は瘀血と同じ。血液の流れがうまくいかずに正常でない状態を指します。

つまり冷え性は瘀血、瘀血は血の道、とすると…?

そう、冷え性もまた血の道に含まれるもの、というのが東洋医学の考え方なのです。


東洋医学における瘀血は、西洋医学の自律神経失調症と同じく冷え性の症状だけを指すものではありません。東洋医学では、瘀血によって生理不順や生理痛も引き起こされると考えられています。つまり冷え性も生理不順も生理痛も原因は同じ、「瘀血」、血液の流れが悪い、ということ。瘀血の状態を解消すれば、これら三つの症状はなくなる、という考え方が東洋医学なのです。

このように、東洋医学でも「冷え性」は単一の症状をとらえて病気とするのではなく、一つの原因、「瘀血」から出てくる様々な症状の一つ、という認識がなされているのです。


※こちらの情報は2008年5月現在の情報となっております。