冷え性とストレスの関係

冷え性とストレス。直接のかかわりは見えにくいものですが、ストレスが多くかかる人は冷え性にもなりやすいのです。


冷え性になる原因の一つにストレスがあります。「ストレスがたまっている」と多くの人が感じているのが現状ですが、これは冷え性にとっても良くないことなのです。


ストレスとは、感情が強く刺激された状態のこと。強いストレスが加わることによって自然治癒力が弱まってしまいます。自然治癒力が弱まることで、少し冷えるだけでも体が大きく反応してしまうのです。


もう少し詳しく説明しましょう。ストレス、特に精神にかかるストレスというのは、感情が強く刺激されることによって生まれます。感情は大脳皮質大脳辺縁系という、脳の中の一部分が関連しています。この大脳辺縁系の下部には視床下部という部分があるのですが、この視床下部は冷え性と大きく関連しています。
視床下部というのは自律神経をコントロールする部分。自律神経は血管の拡張、収縮に影響し、自律神経が乱れることで血管が収縮し、血液が十分に流れなくなって冷え性が起こります。

つまり、強いストレスがかかって大脳辺縁系に強い負担がかかることでまず視床下部に影響が出て、さらに血管の収縮にかかわる視床下部にまでその影響は及んでしまうのです。その結果、血流が悪くなって冷え性が起こる、というわけです。
一見ストレスと冷え性は結びつきにくいものですが、このように間接的につながって、ストレスが冷え性の原因となってしまうのです。


ストレスをなくす、感じないようにする、というのは、現代で生きている以上難しいかもしれません。しかしストレスを発散する方法を探すなど、あまり自分の中に溜め込んでしまわないように努めましょう。

※こちらの情報は2008年5月現在の情報となっております。