鉄分の摂り方

貧血に効く鉄分は冷え性にも効きます。効率よく鉄分を吸収するためにはいくつかポイントがあります。


冷え性と貧血には密接な関係があります。事実、貧血を発症している人は冷え性も発症していることが多いと言われます。つまり冷え性を予防するためには貧血を予防して血行をよくすることも重要になります。
その中で鉄分が多く含まれる食事をすることは貧血に効果があり、良いと考えられます。ただ鉄分が多い食品を摂取するだけでなく、より効率よく鉄分を体内に吸収できる方法についても見てみましょう。


鉄分、と一口に言っていますが、この鉄分、実は2種類に分かれます。それがヘム鉄と非ヘム鉄。両方鉄分ではあるのですが、この二種類では実際に体に吸収される率が大きく異なります。同じ鉄分を摂取していても、ヘム鉄と非ヘム鉄では腸管での摂取率が約5倍も異なるのです。
一般的にヘム鉄の方が、体内への吸収率が高い、とされています。吸収率が5倍も異なるのなら、吸収率の高いヘム鉄の方を食べたほうが良い、と考えるのは当然ですよね。ではこのヘム鉄、どのような食材に含まれるのでしょうか?


ヘム鉄を含んでいる食材か非ヘム鉄を含んでいる食材かを見分ける大きなポイントは、動物性の食材か植物性の食材かということです。動物性の食材、たとえば肉や魚はヘム鉄を含み、ほうれん草などの植物性の食材に含まれているのは非ヘム鉄と言われます。

非ヘム鉄はヘム鉄に比べて吸収率は悪いですが、ビタミンCと一緒にとると吸収率が高まります。なお、非ヘム鉄だけでなく、ヘム鉄もビタミンCと同時に摂取することでより吸収率は高まります。
こういったポイントをおさえて、効率よく鉄分を吸収する食事をとるようにしましょう。

※こちらの情報は2008年5月現在の情報となっております。